まずはタイドグラフを見て、ここだという瞬間を見定めることにします。
8時が満潮です。それからの下げっぱなはウンコを我慢してでも、やりたい時間です。
6時30分から釣り開始。今日も昨日チヌを釣ったポイントです。
波の立ち方で少なくとも2匹はルアーに付いてきていたようです。
でも時合いではないので、しつこく狙いません。すぐに回収して、手前まで連れてこないようにします。
付いてきて自分を見られたら、時合いになってからも喰わなくなるからです。いる場所さえわかれば十分。
それにポッパーではなく、ペンシルを使ったのも、時合いではない時にアピール力の強すぎるポッパーを使ってスレさせたら、肝心の時合いに喰いが悪くなるのを防ぎたかったからなんです。
青物は投げてなんぼなところがありますが、チヌや、バスもそうですし、渓流もそうですが、同じ場所に投げれば、投げるほど喰いが悪くなるんです。
一番良い瞬間に投げて、一撃必殺で撃つ、そんな釣りだろうと思います。
昔よくやっていたのは、はい、釣り場に着きました。そく全力で釣り。釣れない。やる気がなくなり止める。これでは運が良ければ釣れますが、運まかせ。
安定した釣果なんてありません。
でも、今は一応考えます。自分で自分を追い込むのは馬鹿らしいですし、釣るための確率がなるべく上がるように考えるようにしています。
ちょっと古いですが、いつキャストしますか?
今でしょう。
今とは、釣りをしている自分の気持ちではなく、魚にとっての今です。
35年も釣りをしてきたのだから、その知識を生かすだけの物は見てきたはずです。
もし何もないのなら、35年前から何の進歩もなく、上達していないということです。
30分やってみて、今じゃないと思いしばし休憩。潮を待ちます。
一本の棒を見て、ボッーとすること50分あまり。
サーフだと潮が下げだしてもわかりずらいんで、波打ち際に棒を差して、下げ初めたタイミングを見てます。タイドグラフはだいたいの時間の目安で正確ではないんで。
原始的ではありますが、確実なやり方です。
といっても最終日。12時には帰ります。
7時50分 ちと早いけど、釣り再開。
8時にヒット。
これが48cm。めちゃくちゃ引き、なかなか寄ってきませんでした。
それにしてもヒットするには早いな。まだ潮は上げていて、実際に満潮になったのは9時近かったように思います。
これは思い違いをしているのです。
下げっぱながいいとか、下げ9分がいいとか、それはある場所ではそうかもしれませんが違う場所では全く違うタイミングで時合いとなりえるのです。
この魚はほとんど潮が止まりかけた上げ9分。淡路島でも潮の早いエリアなので、そういう場所は満潮や干潮の潮止まりが時合いとなることがあるのです。
ですから、こういうタイドの時はどこに行っても喰わないなんてことはないんです。
そういうことを忘れてました。
潮が下げだすと、流れが速くなり、当たりもありませんでした。
この場所の期待が大きかっただけに、1匹という釣果には期待外れな感じもしますが、大きさは十分なだけに、一発大物場なのかもしれません。
淡路島で数日チヌトップをやった感じは、島全体どこでも釣れるなという感じです。
ボコボコ釣れることはないかもしれませんが、1日やれば1匹はヒットするのではないでしょうか。釣れるかは、釣り人次第ですが。
ただ、もうすぐシーズンオフになりますので、全く無反応になるのも時間の問題です。
ということで、3日半の淡路島釣行が終わりました。
釣果
9月8日~11日
ハマチ40~42cm 7匹
チヌ 40~52cm 3匹
上手くいき過ぎな釣果です。大満足。
淡路島のポテンシャルがとても高いことに最近になってやっと気づきました。
地元の人たちは釣れる場所、時期を知っていて、情報を共有しているので、島外の人が知ることがない、びっくりするような釣果を上げているのを地元の人から聞きます。
もちろんいつもこんなに釣れることはないでしょうし、次は丸ボーズになるような気がします。
釣りってそんなに甘くはないですから。
とにかく淡路島に感謝ですね。
END
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