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タイラバ 大鯛釣る 加太

ルアー

12月29日 正月用の鯛を調達するべく、加太方面へ。

車で仮眠をして目が覚めたのは出船時間間際の6時過ぎ。慌てて準備をする。
こんな失態は滅多にというか、したことがなかった。

5人の釣り人を乗せて出船。

今回は2本タックルを用意したのですが、2本とも買ったばかりで初めて使う竿。

1本はアルファタックルのタイラバ竿では珍しいグラスロッド。九州SP210クワセ。

そしてもう1本はジャッカルのビンビンスティックBSC 610UL-VCM。

ジャッカルに関しては、前モデルのTKCーVCMを使っていたがそれより穂先付近が柔らかくなっている感じ。釣果は前モデルでも十分良かったが、最近のタイラバロッドの主流は穂先がイカダ竿のようにソリッドになっていて、かなり細く柔らかい。BSCはそこまで細くなっていないが、TKCはそれに比べると棒のよう。

BSCは着底が穂先で確認しやすく、前作より進化している部分です。

グラスロッドは使用前に少し柔らかすぎて竿がぶれるのではないかと思う部分もあったが、使用してみると、そんなこともなく、上下に動く波の揺れを吸収してくれているようにも感じる。

初めて使う竿なので感覚をつかむまで少々時間がかかり、他の人が暗いうちから順調に釣り上げていくなかで取り残される。

でも自分にも好調の波が訪れるものと信じてやっていると、だいたいいつも自分の時間が訪れる。

かなり出遅れたが、やはりその時間が来てくれた。

4匹連続でヒット。その4匹目が久しぶりの大物の手ごたえ。でもこれはコブダイ。

それから、すぐに再び大物がヒット。これは過去に釣った80オーバーの鯛を思い起こさせる引き。

グラスロッドが魚の引きに追従して深く曲がるのでゴンゴンという鯛の引きをうまく殺している。バレそうな気がしないのでこっちの主導権で魚をコントロールできる。自分にとってこれほどやりとりが楽しく、安心な竿は他にない。

後ろで誰かがまたコブダイちゃうかと言っている。でも引きかたがさっきのコブとは違う、大鯛だと確信していた。自己記録の82センチを更新か?

船の下にもぐる魚をいなして上がったのが

74センチ。

自己記録には届かないけれど、久しぶりの良型。

10時ぐらいに当たりがなくなり、結局1匹追加して終了。

3人の釣果。

私は5匹。数も型も満足して釣り納めとできる釣りとなりました。

ジャッカルのBSCではチャリコクラスしか釣っていないので魚とのファィトの時にどうなのかはわかりませんでしたが、着底がわかりやすいというのは小さなことに思えて実はこの釣りでは重要なことなので、その点は良かったが、まだ十分にこの竿の性能まで感じるには至らず。

グラスロッドは穂先の柔らかさから着底がかなりわかりやすく、魚とのファィトが実に楽しい竿でいっぺんに気に入ってしまった。
感度がグラスなのでほぼないといっていいような竿で、小さな前当たりはわからない。いきなりグーンと乗る感じで、それは乗りのよさとも言えるし、感度の悪さとも言える。タイミングを見て合わせをいれているけれど、小さな当たりを掛け合わせる釣りとは自分は思っていないので感度はいらない。
かなり極端な仕上がりの竿ではあるが、これから1番出番の多くなる竿になりそう。

ということで正月用の鯛を無事ゲットして気持ちよく今年を締めくくれ、今年もテトラから落ちてスリむいたりしたけれど、大きなケガや事故もなく終われたのが一番です。

このブログを見てくれている人はかなり少ないでしょうが、お付き合いしていただきありがとうございます。

来年もよろしくお願いします。

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