兵庫県北部の河川でのヤマメ釣りに再び行きました。
前回同様、餌はマグロの刺身とブドウ虫も用意。
今回は朝から夕方まで上流でヤマメを狙うので、正直20匹とは言わないまでも10匹ぐらいは釣れるだろうと甘く考えていました。
でも朝、川を見たときに水が非常に澄んでいたので少し嫌な予感はしました。
その予感の通り、期待の朝まずめに当たりはなく。これはひょっとして、かなりやばいんではないだろうか。
昼近くになっても釣れないので、今回はボーズか・・・。
前回のように濁りがないと、こうも喰いに影響するとは考えていなかった。
魚はいるのだろうが、魚がいなくなったように反応がない。
この日は土曜日だったので、他の釣り人がいるかと心配したが誰もいなかった。
前日、漁協へ電話した時には、「もう放流した魚は釣られていません。2月に放流しましたので。釣れるのは天然の物ぐらいで、あまり釣れない」と言われたぐらいなので解禁の釣堀状態が終われば、釣り人は皆無。
とは言え、なんとか1匹は釣らなければ帰れない。
澄んだ水により警戒心が高い。なるべく遠くからアプローチして気配を殺して狙う。警戒していても餌は喰うはずだ。
そして11時ごろになり、マグロ餌にやっと1匹目がヒット。
ハリス0.175号なので慎重にやりとりをする。このやりとりがとても楽しい。
22センチほどのヤマメ。
なんとか1匹を釣ってボーズは免れた。
あと1匹がんばって釣ろう。
アクセスしやすい場所の魚はスレている。なるべく車から離れた行きにくい場所を狙うことにする。
その狙いがハマリ。同じ場所で当たりが連発。餌は全てブドウ虫だった。
何時間も当たりがなかったのが嘘のようだ。
昼過ぎに5匹のヤマメがその付近で釣れ、何とか悲惨な結果からは脱出。
たまたま何らかの影響で活性があがったのかもしれないが、魚は見えないだけで、それなりにいる。ただ釣るのは非常に難しい。
本来ヤマメという魚は釣るのが非常に難しい魚。夏ヤマメは1里1匹と言われるが4キロ歩いてやっと1匹釣れると言われるぐらいで、解禁当初でなければ、3匹ぐらい釣れれば上出来と納得すべきなのかもしれない。
1日中、餌を川の流れに乗せ釣りをしていると、流れを見ただけで、いい流れ、良くない流れがわかるようになって、釣れないポイントはパスできるようになった。それも効率よく釣るには必要なことだ。
夕方4時まで歩き続けヘトヘトになりながらも、難しい状況ではあったが、それなりの形で釣りを終えることができた。
釣果は7匹。こういう中でよくも7匹も釣ったもんだと、十分納得のいく釣果だったと思います。
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