前回のボーズが悔しかったので、リターンマッチに出た。
前回の鯉釣りは川でやったのですが、見えるけれど食い気がないようなので、もしかしたら川は水温が低下して活性が低いのかもしれないと思い、今回は近所のダムに向かった。
仕事が終わってからなので昼の12時から開始。
途中で釣具屋に寄り、寄せ餌の「巨鯉」でも買うつもりが、釣具屋が見つからず、現地まで行ってしまい、まっええわ。パンだけでやってみよう。
釣れんでも、ま~いいし。ぐらいの感じ。
とはいえ釣りに来たからには、できるだけはして帰ろう。
餌はヤマザキ ロイヤルブレッドという鯉の餌 150円 1斤だけ
パンの白身?を丸めてポイント付近へポン、ポン放り込む。
竿はシーバスロッド2丁。オモリ5号、ハリス2.5号
チェアに座って銅像のように座っていると寒い。
防寒着を着ているが上だけなので、下が寒い。もう冬支度が必要だ。
・・・・2時間経過・・・・・
寄せ餌もないのに、釣れるわけないわなと半分諦めムードの中、目の前のパン地雷の付近で鯉が反転して魚体を見せた。
来るか・・・・
・・・しかし・・・
姿を見せた鯉は餌を食わず、偵察に来ただけで行ってしまった。
わざわざ姿を見せたのは、水上の様子を見るために顔を上げたにちがいない。僕が鯉を見たのではなく、鯉が僕を見に来たのだろう。鯉はそういう魚だ。
でも、また戻ってくるかもしれない。
白身を丸めて4個ほど放り込む。
針にも丸めたパンを刺した。耳の部分では餌持ちが悪く、餌取りにやられてしまう。
・・・・3時間半経過・・・・
鯉釣りをしない人にすれば、そんな長い時間よく我慢できるなと言われそうだが、僕にすれば喰うかもしれないという期待と魚の気配を感じとろうと集中しているので、我慢などしていない。
むしろ楽しい時間であっという間であった。
突然、「ジジジジ・・・」ものすごい勢いでリールのドラグが逆転する。
水深1mもない場所でのヒットだった。
やっときたか。
始めの30mダッシュはブリを彷彿させる。
でも鯉は持久力がなく、諦めるのも早い。
タモがないので、口の針は怖いけどハンドランディング。
手尺で75cmほどの中型といったところ。
その後は夕まずめまで粘るも当たりなく終了。
よく食パン1斤だけで釣れたもんだ。パンだけでやるなら3斤はないと十分に撒けない。
来年の春にはちゃんと準備して行こう。今年はもう寒いです。
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