バス釣りは今から30年前の高校生の時まで毎日のようにやっていた。
野池なので、戦略的にどう攻めようなどとは考えず、ただワームやトップを適当に投げ、たまに25cmのバスが釣れたら楽しいという感じで、考える釣りはしなかった。
今の琵琶湖でその当時のように何も考えないで、ただ投げているだけでは安定した釣果が得られないことはよくわかった。
陸から釣るには、ポイントが限られ、その上に人が多いのだから、動画でボートからプロがやっている釣りを真似て釣れるようなものではない。
ずっと海釣りをしてきたが、海の魚を釣るのも、バス釣りも考えかたは同じだと感じている。
ベイトを追っているバスを狙う場所は、青物を狙う時と同じように考えればいいのだ。
必ず釣れる時には釣れる理由があり、釣れない理由もまたある。
こうだったから、こうなった。だったら、こうしようという積み重ねが釣果を上げる基礎だと思う。
自分は30代前半まで、考える釣りはせずに、人の釣果情報を追っかける釣りばかりだった。
結果は散々で、ボーズで帰ることのほうが多かった。
そこから離れ、自分なりに分析したり、予測をするようになってから、どんな魚もかなりの確率で釣るようになれた。
それプラス。アイデア、ヒラメキが時に思った以上の釣果になったりする。
夜0時から釣りを始める。
0時〜
薄曇りで月の光がかすかに辺りを照らす。満月は釣れないというが、夜が明るいから、夜に活動して餌を食べる。そのせいで昼間は著しく喰いが悪くなる。
釣りをしているとボイルがよく起こっていたので、やはり夜に餌を喰うというのは間違いない。
といっても、夜の間ずっとボイルが起こるわけではなく、静かな時もある。
ミノーの表層引きで狙うとコツと当たったり、バシャと出るが乗らない。
夜中はほとんどボイルもなく、当たりもないまま、4時頃に反応してくれる。
連続で2匹。
日の光が少し見えてきた通常ならゴールデンタイム。喰うと思ったら、全く駄目。
そのまま朝9時までノーバイト。
明るい時間はほぼ反応なし。
ただし、ワンド奥のウィードでは釣れているようだったので、ヘビキャロでやれば釣れそうだ。
小さいワームがないためヘビキャロはできないし、ヘビキャロはどちらかというと、なるべくやりたくない。
夕方5時から釣りを再開。
薄暗くなってから、ボイルが始まる。
18時から20時までルアーへのバイトは多いわりにはヒットは少なく、6匹に終わる。
表層付近でバイトがあるが、ルアーを飛ばされたり、コツで終わったり。バスが小さいからヒットしない。バイトだけなら20回ぐらいはあった。
昼のノーバイトとはえらい違い。明るい時間は捨てていいぐらいだ。
朝3時30分
明るくなると釣れなくなる、だから明るくなるまでの短時間勝負。
釣れるには釣れる。けれども25〜27cm
せめてあと3cm大きければ引きもそれなりにはあるのだが。
当たるのは白み始めるまでの暗い間。その間の2時間ほどで5匹。
みんなが少し明るくなってきたぞ、さあやるか!と言った時には完全に閉店状態。だから、ほとんどの人は夜の活況を知らづに、全然あかんやんってなっていただろう。
夜釣りをしていない人はほとんどがボーズだろうと思う。人間の都合で釣りをしちゃあいけない。
魚さんに合わせるしかないんです。釣るには
朝7時に、これ以上やっても無駄と見切り。終了。
まとめると。
3日 0時〜6時
37〜28cm 2匹
18時〜20時
25〜27cm 6匹
4日 3時30分〜6時
25〜27cm 5匹
結局、全ての釣果は暗い時間のもの
タックルはスピニング
ルアーは全て ラパラの9cmミノー
先週はミノーを表層デッドスロー引きでルアーを泳がせない釣りをして、ボコボコでしたが、その釣りは通用しなくなっていた。
パターンが変わっていたのだ。
変わって、表層から10cm下をしっかり泳がせて、今回は釣れた。ただサイズが小さくなっていたのが残念。
まあ、サイズを選べるような余裕もなく、なんとか釣れる魚を釣った感じ。
ベイトがかたまってなく、広い範囲にパラパラいるので、ポイントを絞れなかった。
琵琶湖で溺れていたミヤマさん。
今回の釣りはミヤマを救出しに行ったことにして、よかった、よかった
木にリリース。めっちゃ怒ってました。
コメント