アユパターンで釣れたと聞き、北湖西岸に行った。この場所では確かにアユは沢山いたが、バスの数が少ないようだった。夜に80cmぐらいの馬鹿でかいナマズが釣れた時には60のバスかと勘違いしたが、途中であまりにタフで弱らないので?
ナマズだと気付いた。
西岸はバスの密度がかなり低いように感じる。あんなにベイトだらけで食べ放題なはずが。
北湖の北寄り西岸ではすぐ先で水深がありすぎて、バスの生活範囲は以外に狭いからなんだろう。
オマケに砂利の浜では障害物が少なく、透明度も高く居心地が悪い場所なんだ。
いくらベイトがいても、バスがいないんじゃ釣りにならない。
アユパターンは諦めて、湖北に移動。
いまはどこもアユかワカサギか、小さいベイトを追っている。
小さいベイトを追ってるバスにデカいルアーを投げても反応してくれないだろうと思い、細身のミノー。
表層をデッドスローに引く。
そうすると、バンバン出る。琵琶湖バス、こんなにおったんか。
琵琶湖5回目にして、初の数釣り、連チャンモード。
今まで、クソ釣れん琵琶湖だと思っていたが、夕方までに14匹釣る事ができた。
アベレージは30cmほどだが一匹は40cmあった。
翌日の26日は朝だけ釣りをしたが、同じパターンで7匹釣ることができた。横で釣っていた人達は、何でこいつばかり釣るんだ。クソって思っただろう。他の人は0か1かという釣果だったようだ。釣り方で二桁になるか、ボーズになるかぐらいに違ってくる。
誰も釣れてないとこで、釣りまくるの、正直快感です。
ガリガリの30cmのバスなら引かないが、北湖バスはみんな肉厚で筋肉質。写真を見ても、そこらのガリバスとは違う。
豚とか言う人間もいるが、そんな汚い呼び方は相応しくない。太っているだけじゃなく、背中の厚さ、体高もある立派な、完全無欠のパーフェクトボディーです。豚と言われるとバスじゃないのに、若干💢です。
あの体型はフロリダの血でそうなるのかと思ったが、本場のフロリダバスの写真を見たら頭でっかちで、そういうわけでもなさそうだ。
琵琶湖のバスの45%がノーザンラージで、45%がノーザンとフロリダの雑種、あと10%がフロリダという割合になっていて、ノーザンとフロリダの雑種の割合がこれからも増えていくようだ。
純血種より雑種の方が強く、両方のいいとこどりの魚になる。大きくなるスピードはそれぞれ同じものを食べても違うが、より早く大きくなる魚が小さいバスを食べ、結果的には大きな個体ばかりになる。
北湖は透明度が高く、餌を食べるのに高い遊泳力が必要だ。筋肉質なのはそういう理由もあるかも。
ちなみにアメリカではフロリダバスは頭が良くて釣るのが難しいらしい。ほんまか知らんけど。
今までの琵琶湖はバスいるんか?というレベルに釣れなかった。でも、うまくパターンがハマれば、なかなか楽しめるんだ。
デカいバスも小さいベイトを食ってるのだから、そのサイズに合わせないと当たらない。
数を釣りながら、デカいのも混じるのを期待する。秋はそういう釣りがいいのかもと思ったりした。
一日中雨で指が凍えてしまった。気持ちの良い天気で釣れないよりはマシか・・・
2日で28〜40cmを21匹
秋のバス釣りやな〜という釣りでした
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