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小豆島 初上陸 後編

ルアー

3日目

前日、ツバスのボイルを狙ってボーズだったので、思い切ってポイント移動する。

ツバスは一応廻って来るこの場所を捨て、また新しい場所に行くのは賭けだが、何度も同じ場所で釣りをするのも面白みがない。

朝、別の港に行くと、人が沢山いる。

地元の人に聞くと、今ここで釣れていると言う。

移動正解!

明けてすぐ、セットアッパーで釣れる。

他の人はジグで全員2、3匹は釣っていた。港の奥で激しいナブラがあり、ベイトもかなりの量入っている。

自分ももう1匹をスピンテールで釣るが、8時を過ぎて、全く釣れなくなり、そのまま暗くなるまで何も当たらなくなる。

やっぱり釣れてる場所は地元の人が集まってくるので、釣れる場所は人が多いのでわかりやすい。

合間にアオリをすると、2杯釣れた。

夜はまたアコウを狙い2時間ぐらいは頑張ってみたが、当たりなし。間違いなくいるはずだけど、あの魚は喰わない時は頑として喰いません。

餌釣りでは通算20匹ぐらい釣っていますが、喰う時はバンバン釣れて、3時間で12匹釣れたこともあるかと思うと、喰わない時は当たりもなし。

活性が悪いと穴に引っ込んで出てきません。生きエビだろうと生きアジだろうと、見向きもしない。

逆に活性が高い時は昼間でもエギにバイトしたりします。

時合いがない日も多々あり、粘れば釣れるともいえない。活性が高ければ簡単に釣れる魚ですが、それがいつというのがイマイチわからないでいます。来年の課題です。

明日が最終日。夜から台風の影響で雨らしい。

最終日。

朝から同じ港でツバスを狙う。全くといってボイルしない。港の中にいたベイトがすっからかんになっていた。

ただ、それでも地元の人は各自1匹は釣っていたから、さすが地元人。かなわない。

ジグで狙っていた人が根に入られて、ラインブレイクしたようで、アコウやったと言っている。もう1人のお連れさんが、それを聞いて、ジグを足下に落とす。チョンチョンとアクションすると、すぐにアコウがヒット。

あんだけ夜に頑張ったのに、朝明けてから、簡単に釣れてしまうんだから。しかも、時合いになると一斉に喰うのはアコウらしい。

時合いを読み違えたミスです。

夜になると台風の影響で雨、風が強くなる。

最後の夜にアオリを釣って帰る予定だったが、釣りにならない。

一杯だけ釣るのがやっと。

地元の人に聞くと先週まで二桁釣れていたけど、今日は駄目ですと言われ、地元の人に駄目と言われると諦められる。

翌、早朝7時がフェリーの出航時間だ。

夜明けから1時間弱、釣りができる。

最後の悪あがきをしたい。

と、5時30分、泣きの1時間勝負。

セットアッパーに全てを賭けて、もう1匹だけ釣りたい。

ポイントには他には誰もいない。淡路島では考えられない貸し切り状態。

これだけの理由でも小豆島に来る価値がある。

薄暗い30分の間に太刀魚が4匹。

60〜70cmというところ。

ボイルがない。静か過ぎる。

駄目だったか。そんなに上手くはいくはずないか・・

時間は6時35分。もうやめないと。

ルアーを回収しようとするとツバスがチェイス。

もういい加減やめんと限界だという、6時40分。

ギリギリのヒット。

40cmぐらいですが、この1匹でスッキリ。

慌てて車に戻り、10分後にフェリーに乗り込む。

4日間の釣果は

ツバス40〜45cm 5匹

太刀魚 5匹

アオリイカ 3杯

本命は釣れませんでしたが、タイミングが悪かっただけで、小豆島のポテンシャルはこんなもんじゃないです、きっと。

良いポイントが多く、立ち入り禁止などもなく、どこでも釣りができます。釣り人は少ない、とても魅力的なフィールドでした。

島内の観光スポットでは外国人に人気らしく、お土産売り場は9割が中国の人達でした。

オリーブの木が沢山あり、醤油蔵からほのかに醤油の香りがする、小豆島独特の風景の中、釣りができたのは幸せな時間でした。

お金は少しかかりますが、そんなの気にならないぐらいに良い場所でした。

来年も必ず来よう。

島外から釣りに行く時はゴミを持ち帰りましょう。釣り場も街も綺麗で素敵な場所ですので。

御拝読いただきありがとうございます。

皆さまも気持ち良く、良い釣りを!

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