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小豆島初上陸 前編 

ルアー

一か月に一回しか釣りに行けてません。もちろん毎週行けるなら行きたいんですが、今はまだそれはできないんで。

だからこそ、釣りに行く準備は十分しますし、行った時には自分の持っている引き出しを全部引っ張り出して、結果たとえポーズでもやり尽くして帰れたら、それでいい。

釣れる釣れないは運もあって、どうにもならないことも多いし。

 ても初めての場所で釣りをするわけですから、下調べは欠かせないんです。

釣果は家で決まる

釣りはとにかく準備が大事です。

釣り場が目の前でいつでも行けるわけではないし、釣り場がどんなところか、初めての場所ではやってみなければ分かりません。

いろんな状況やシュチュエーション、ターゲットを想定して準備しないと現地で後悔します。

現地の釣具屋に飛び込み、家に帰ればある道具を買うはめになりますから。

 まず、どこで釣りをするか。

航空地図から、ここではアコウ、ここでは鯛と、だいたい釣れる魚は絞れます。

タイラバ船に乗っていれば、だいたい鯛のポイントは見えてきます。岬状になった場所や狭くなった水道部。

アコウはある程度水深のあるテトラや磯場。

無闇に打って廻るのではなく、地図で数カ所に絞り込みます。初めて対戦するピッチャーに対して狙い球を絞るように。全ての球を追いかけると、空振り三振です。

釣りは釣り場に行く前の自宅で釣果は決まると言っていいと思います。テクニックなんてものはそれほど差があるわけではありません。釣れる時に釣れる場所にいることが全てです。

それには釣れる確率が少しでも高そうな場所を選ぶことです。

釣れる場所でも時合いで無ければ釣れません。

いい場所は釣れる釣れないで判断せずに、水深やベイト、地形、潮の通りの良さで見極めます。

駄目な場所で粘ることがないようにしなければいけませんが、その見極めが難しい。経験と勘ということでしょう。

時合いはやってみなくてはわかりません。釣りを休憩するなら潮止まりの時間にしますが、以外と潮止まり前後に時合いが訪れたりしますし、やってみなきゃ何とも言えません。

釣りはテクニックではなく、インテリジェンス(知識とか経験など)のほうが何倍も大切で、釣果の8割は頭の中にあると考えます。

船釣りで初心者がベテランを負かすことがよくありますが、それはインテリジェンスの大部分を船長が占めていて、客が負うインテリジェンスによる部分が少ないからでしょう。

ショアの釣りの面白さというのは、このインテリジェンスに加え、忍耐、体力、腕の勝負だからではないでしょうか。

前置きが長くなりました。

というわけで準備万端望む、小豆島です。

日程は4日間。

ヒラメ、鯛、アコウの3種が釣りたいとこですが、青物、アオリイカも状況次第でやってみようという釣りです。

17日の昼過ぎに神戸京橋からフェリーに乗り、夕方小豆島に到着。ほとんどがフェリーに乗ってる時間なので、楽チン。

夕まづめからアコウを狙ってみました。一回当たりがありましたが、エソのみ。

18日 朝4時から島の北側で釣りをする。

アオリは見えるけれど、まだアオリは狙わない。今釣ってもストリンガーに繋いで生かしておくわけにもいかないので、最終日においておく。

ジグやタイラバで青物か鯛を狙ってみる。

タイラバをするには、ある程度水深が必要だが、この場所は水深もあるし、潮の通りもばつぐんだ。 

良さそうな感じのポイントだったが、やっぱり当たりがあった。一回だけだが、鯛らしき、いい当たりだった。

1日目なので、とにかくたくさんの場所で釣りをして、見てまわりたかった。粘らないで、島の半分を数カ所ルアーを投げてみた。

島の水深やベイトをざっと見て、島の南側は浅い場所が多く、北側は深い場所がある。ベイトも北側に多いように思えた。

そこで釣り場を北側だけに限定することに。

小豆島は平日ということもあり、釣り人はアオリ狙いの人が5人いただけ。ほとんどの釣り場は貸し切り状態。良さそうなポイントばかりで、島の規模も淡路島ほど大きくないために移動も簡単。

スーパーや温泉もあり、トイレも各所にある非常に魅力的なフィールドだ。

あとは魚が釣れるかだけど、半日釣りした感じでは何とかなりそうな感じはする。

14時 雨が降り出す。

港で釣りをしていると、5cmのベイトの群れに突然ボイル。

ミサイルのように突っ込むとすぐにいなくなり、キャストしてもヒットしないが、ボイルしたタイミングでルアーが近くにあるとヒットする。

ベイトが小さい時はスピンテールに反応が良い。

45cm、40cmの2匹を釣ったあとはドシャ降りになり、17時に終了。

初日にとりあえず青物が出てくれて良かった。

明日は何とか本命のうちのどれかを釣っておきたい。

2日目

鯛を狙ってみたが、全く当たりなし。船でも、そんなに頻繁に当たるわけじゃないんだから、そんなに簡単に釣れたら世話ない。

ならば青物ならば確実だと、狙ってみるが、たまにボイルや小さいナブラが起こるが、一瞬で終わるため、すぐにキャストしても間に合わない。

釣れそうで釣れない罠にハマり、夕方までやるがポーズ。

アコウを狙ってみるが、当たりなし。

必死にあれこれやってはみたが、この日は完全ボーズ。

2日目にして、鯛とアコウは諦めて、青物とアオリにターゲットを変更することにする。

ただ、青物も沢山いないので釣るのは簡単じゃない。

後半はとにかく釣れる魚をシンプルに狙って釣ることにして、難易度を下げなくては初小豆島で連続ボーズはいただけない。

         続く

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