GWは初日から予報どうり荒れ模様。
潮の動きが極端に悪く、淡路島のどこに行っても誰もが潮が悪いと口々にしていた。
29日にチヌ釣り、30日に南淡メガフロートで鯛狙い。共に本命からの当たりはなく、全くいいところがないまま二日間を終えようとしていた。
夕方、少しだけ風がましになり、西淡方面でメバリングをすることに。
一ヶ所目はガシラばかり三尾。
二ヶ所目でメバルのライズがある場所を見つけて、パラパラと釣れる。
二匹は小さいサイズも混じったものの20センチまでを二時間で8匹となかなか楽しい釣りだった。
時合いにはライズが見られたが、それを過ぎるとライズも当たりもなくなり釣りを止めることに。
晩飯も食べずに朝6時からメガフロートで鯛釣りをした後だったし、体も冷えてしまい、ヘトヘト。
帰ろうかと思っていたのと交代で来た地元の人に話しを聞いて見ると。
28cmぐらいのが外れなしで釣れるところがあるらしく、場所は○○ですかと聞いたら、いいえホニャララ漁港ですと答えてくれた。
ホニャララは僕が中学生の時に一度だけ行ったことがあった。
中学生の友達二人で穴釣りをしたのを覚えている。
小さなクーラーだけどガシラで山盛りいっぱい釣れた。
そして親父が迎えにくるまで漁港の近くにある古ーい駄菓子屋で駄菓子を買って、食べながら待っていたのだったのだが。
何個か食べた後、ふと賞味期限に目をやると、とっくに期限切れ。
一年は楽勝で過ぎていて、友達におい、これヤバいんちゃうか。賞味期限見てやと言うと。
友達は食べていた菓子をおえっーと吐き出して、さんざん食べたのに今さら吐いても遅いわと笑っていたのは、もう30年も前。
その話しを聞いてしまったから、疲れているのに眠れずにモンモン、目がらんらん。
消えかけて、残り少ない40過ぎのおっさんの風前のともしびとなったロウソクにガソリンが注がれた。
そんなん聞いたら、行かんわけにはいかん。
確かめねば！
後半につづく
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