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兵庫サクラマス 2019

今年の釣りを始動するべく、兵庫県の日本海側の河川へと向かう。

初釣りは毎年恒例のサクラマス。

2、3日釣りをしたとて当たりの一回もないなんてのは、当たりまえで、10日釣りをして一匹釣れれば、かなり運が良いといえる。

20日ぐらい釣りをすれば、釣れるんじゃない?なんて釣りは他にはなかなかない。

関西でサクラマスを狙う以上に難易度が高い釣りはない。だからこそ狙う価値がある。

たとえ釣るのに40日かかっても、釣れた時の喜びは40日分の苦労に見あった喜びとなって帰ってくるのを知っている。

だから釣るのに何日かかろうが関係ないと思えるんだろう。

ボーズを怖がる釣り人には一生味わうことができないものだが、その味を知ってしまうと、他の魚では代用はできない。

サクラマスでなくては駄目なんだ。つまらない釣りに、懲りもせずに行くのはそんな理由があるから。

ボーズを乗り越え、諦めなければ、いつかは釣れる。サクラを釣るのに必要なのは腕じゃない、不屈の精神だけだ。

サクラマスをとりあえず釣りたいなら九頭竜に行くのが近道かもしれない。サクラマスの濃さは圧倒的ですから。

僕が最近行かないのは、釣り人がたくさんいるので、魚との勝負より、人との駆け引きを考えなくてはいけないのが面倒だから。

兵庫でもサクラマスは釣れる。でもとんでもなく数は少ないので、魚を見つけるのは容易じゃない。

魚さえいれば、喰わすのは難しくない。

掛けたら絶対にバラさないこと。次のチャンスはいつになるかわからない。

ぜったいに掛けたら取る。

というわけで、行く計画は立てたのですが、雨が降るみたいだ。

川が濁らなければいいのだが、とりあえず行くだけ行って、駄目なら温泉に入って帰ればいいか。

よし、いざ参らん。

と行ったはいいが、予報は悪い方に変わって、1日雨になっていた。

濁りがきつければ河口でやるか、あるいは河口近くの海でやるかになる。

とにかく明るくなって、川を見て、無理そうなら遊漁券は買っても無駄になる。明るくなって川を見てみることにしよう。

1回目  3月4日  月曜日  雨

場所は兵庫〇川

雨にやられる

かなりの雨が降っているわりには、なんとか濁りはいけそうだ。上流のダムの貯水量が少ないから、放流してないようだ。

しかし、雨の中、釣りをする気にはなれず、車で待機。

昼頃から雨は小降りになりそうなので、それまでに温泉に入り、食料を調達しておく。

明日が勝負かな。本当なら明後日ぐらいが狙い目になりそうだけど、明日までしか有給を取ってない。もう1日有給を延長しようか。

とにかく雨が止んでくれないと、これ以上降ると濁りがひどくなる。限界だな。この日は釣りをせず、車に缶詰め。

翌日

釣りをするが、濁りがきつい。初めのポイントで二時間釣りをして移動。次のポイントには人が入っていたのでパスし、次のポイントに行く。そこでも釣り人がいたので、釣りを終了  。  

最近はあっさりと諦めます。釣れる時は二時間あれば釣れる。(本当はもうちょっと頑張れよ、自分)

濁りもあるし、粘るようないい状況でもない。

2回目  3月18日〇川

諦めるにはまだ早い

サクラマスは全然当たりのない面白くない釣りです。だから、初日は放流釣り場で気晴らしをしようと行ってみたが、営業していない。

しょうがないので、サクラマスに変更。

釣れない釣りなのに3000円は高いなーと思いながら、遊漁券を購入。

二時間やって、やーめた! (おいおい、まだやれることあるだろ)

あとはウトウトしながら休憩。3時になり、温泉に入りに行こうと、タックルをしまい、川沿いを車で移動。

釣り人が見える。なんかおかしいぞ・・・んっ

車を停めて、見てみると、魚の水柱が、バシャ。サクラや。

釣れてるやん。初めて兵庫の川で自分以外の人がサクラを掛けてるのを見た。

急いで釣りを再開するが、そんなんで釣れるはずもなく。

真面目に粘っとけば、もしかしたらチャンスがあったかもしれないのに。(これからはもう少し頑張ろう)

二日目   3月19日 〇川  雨

油断大敵 その瞬間は突然に

〇川に移動して、サクラマスを狙う。

若干、濁りがあり、良さそうな感じがする。

シュガー2/3を5,6回キャスト。

反応がない。カラーチェンジ

このカラーに替えての2投目。

浅い場所に差し掛かり、グッと動かない。

根掛かり。

かと思った。しかし、1呼吸置いて、グングンと魚の感触。

あっ、と一瞬、気づくのが遅れたのを、サクラマスは許してはくれなかった。

合わせたが、すぐにテンションが抜ける。するとサクラマスらしき白い魚体が反転する姿が目に入る。

やられた。その後、魚とのコンタクトは途絶えた。

悔しいのは悔しい。でも、簡単に釣れてもつまらん。次があると、再チャレンジを決意し、釣り場を去ることにした。

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