淡路島1日目
朝一、洲本周辺でマイクロジギングをしてみる。小さいサバが釣れただけ。30分でやめる。
港内にはクルクル回るイワシやアジが数匹見られた。
この時に水温を計ると25度でした。
1箇所目
グーグルマップで知らべた中で一番良さそうな本命ポイント由良周辺にいきなり入る。
頭の中では5匹ぐらいは出る予定でした。
水温は28度。
開始10分でいきなり。
45cm。想定通り。ここまでは。
開始してすぐに釣れると、それっきりというのは、今まで何度もありましたが、それです。
干潮中心に釣りを組み立てたのが失敗。ポイントと目していた場所が干上がるし、強風で撤収。ここが1匹だと、この後の釣りも厳しくなりそう。
その後はランガン。何ヵ所打ったかわからない。
ベイトも見当たらず、反応もなし。
今日は満月。満月が釣れないのはわかっていました。バスプロのラリーニクソンはバスは夜、餌をとるから、昼間喰わないと言った。
北陸の漁師も青物は夜、餌を追うから、昼間釣れないと言ったりしているのを聞いていますし、実際あまり釣れた記憶もない。
満月がだめなのは承知してますが、それでも何とかなるんじゃないかといいように考えてしまうんです。
でも、あかんもんはあきません。暑い中、頑張って、やっとこさ出ました。ふっ~暑い。
15時。津井付近でやっとヒット。超浅場の居着き君。
写真では涼しい絵ですが、死ぬほど暑いのです。
この場所の表層水温は30度近くあります。
単発で終わり、この日は2匹で終わり。
淡路島なかなか難しい。台風あけで濁りと波、風もある悪条件とはいえ、もう少し反応がほしいとこですが、チヌも少ないし、簡単ではありません。
釣りをしたい場所には潜って貝を取っている人もいるし、2匹出したのは、我ながら良くやったと思います。
いつもの場所なら簡単に釣れるチヌですが、淡路島では大苦戦の1日目でした。行く前は10匹は釣れるだろうなんて考えてましたが、とんでもない事に気づきました。1匹釣るのが、なんと難しいことか。
2日目
都志方面で朝一釣りをする。
相変わらずクルクルイワシが見える。
クルクル回るイワシはしばらくすると死んでしまいます。だから、寄生虫にしたら賭けなんです。鳥に食われればいいが、自ら自滅の可能性もあるわけですから。
浜に打ち上げられたイワシ。
当たりはなく、移動しようと歩いていると、地元アングラーに声を掛けられる。どうでした?
駄目ですわ。
◯◯に行ったら、たぶん釣れますよ。
とアドバイスをもらい行くことにする。何ていい人なんでしょうか。淡路島の人は。毎回助けられます。この場をお借りして、お礼を言います。ありがとうございます。
淡路島のアングラーは親切でいいポイントを隠したりしないんですよね。前もメバルのポイントを教えてもらったことがあるし。
素直にその場所に移動して、とある漁港につくが、どこらへんがいいのかわかりません。聞いとけば良かったなー。
でもすぐに状況がわかりました。辺りはイワシでいっぱい。目の前を群れで泳いで、ベイトボールも見える。
1投目にボコッ。ヒットだ。ホンマや、あの人の言った通りや。
しかし、痛恨の合わせ切れ。
水深は4mぐらいあるようなとこでのヒットなんて、今までなかったことだ。
それからはバイトはないものの、たくさんのチヌがイワシについて泳ぐ姿が見られ、毎回ルアーに追尾してくる。どうも活性が低いようで、活性さえ上がれば、かなり面白い釣りになりそうなのに。
今までは居着きのチヌばかり狙っていたが、これらは完全にベイトに付いて回遊しているチヌ。居着きは痩せ型で頭でっかちに見える。引きも弱い。回遊型はイワシを食べて泳ぎまわっていて、筋肉質で引きも強いような気がする。
居着きは水深の極浅い場所がポイントになるが、回遊型は水深が4mあっても関係なく出る。今までのチヌトップとはまた違った釣りのようだ。
朝は結局1匹バラしたのみ。あれだけチヌいたのに・・・・
タイドグラフを見て、昼頃入ってみた。シーンとイワシもチヌもいない海に変わっていた。
イワシが移動するとチヌも根こそぎ移動してしまい時合いも何もない。
夜に岸近くに接岸するイワシは朝に出ていくから、朝だけのパターンなのだろうか?
15時、再び釣り再開
下げ9分ぐらい。漁港には人がいるので、浜辺をテクテク歩いて探っていく。汗が尋常じゃない。暑すぎる。
とピンポイントでバイトゾーンに偶然入ったようで。
やっと、やっと、やっとこさのチヌ。バイトは4回ぐらいあるが、相変わらず活性低く、ヒットしないので漁港に戻る。
18時にやっと2匹目。
1日で2匹釣るのが精一杯。
結構、チヌトップをやっている人が多く、ナーバスになっているし、あまり活性も上がらない。満月の怖さかな。
ゆーゆーファイブに風呂に入りにいく。体を洗ってると隣のおじさんが自前のトニックソープ、すっーとするから、使っていいでと言うので、せっかくだからとお言葉に甘えて、使わしていただく。俺のソープ使えなんて言われたのは初めて。最近地元の人に釣りのアドバイスやら、優しくされることが度々ある。
こういうのも、釣り旅のいいとこなんですね。
この日のタイドグラフ。
15時半と18時に釣れましたので下げ終わりと、満ち始めなのがわかります。
3日目
最終日、昼までの半日勝負。
朝一は漁港に行く。前日にあれだけいたイワシがいない。チヌも全く見えない。
それでも単発でボイルが起こり、それにすがることに。
6時半にヒット。
45ぐらいだが回遊型のはよく引く。これは間違いない。
やれやれ。何とか1匹。
8時に漁港を後にして、ランガンしながら帰ることに。
9時半
何ヵ所目だろうか。北淡の野島辺りの小さな排水の前でチヌ発見。チヌを目視するのは今日の中では初めて。チャンスだ。
距離をとり、しゃがみながらのストーキングキャスト。岸から2mの平行引きでヒット。
居着き型のやつだろうか。引きません。
とにかく1匹釣るのが大変だ。
11時前に全日程を終了し、帰りました。
結果
1日目 2匹
2日目 2匹
3日目 2匹
ほとんどが45cmぐらいのです。よくも2匹づつ毎日釣れてくれたもんだ。6匹全て違う場所で釣れました。全20か所ぐらいはまわりましたでしょうか。
淡路島のチヌトップは1日やって、1匹釣れればいいほうで、0でも普通だと思います。2匹釣れれば、ゴルフならバーディです。
もうちょっと活性があれば、10匹釣るのも十分可能だと感じました。
3日間、ずっとウォシュレットなしのトイレだったので、肛門が限界です。
ウォシュレットに慣れて軟弱な肛門になったことに気づいた淡路島釣行でした。それが締めかい!
終わり
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