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出雲エギング→但馬のメバリング、アジング

今年キビレ釣りには行ってましたが本格的に釣りに行くのは今年初めて。出だしは遅いですが満を持してのアオリ釣り。

去年買ったロッドセフィアCI4+のデビュー戦です。

島根は日本海では釣れ出しが早く、舞鶴などより2週間ぐらい早く釣れる感じでしょうか。近畿では人がいっぱいで小さな波止に8人ぐらい集結して、目の前にしか投げることしかできません。その中で1杯釣れるかどうかというのが但馬でした。

波止は人が多く、釣り場も限られます。やっぱり磯に行かないとだめなんでしょうね。スパイクシューズも買いました。

島根の出雲へは4時間かからないぐらい。高速代はそこそこしますが、遠征というほどではないです。

八百万の神が集う出雲ですが、アオリファンにも人気らしい。日本海のアオリイカの聖地と言ってもよい出雲で釣れますか、どうなりますか。

水曜日の朝到着。小雨と強風。夕方には風が収まる見込み。

昼から釣りをしようと準備をしていると、野草を取っていたおじいさんが話しかけてきた。何か言っているけど方言がきつくて理解不能。イカ釣りですと答えるけど、話が噛み合っていない。まるで何語をしゃべっているのかわからない外人と話しているみたい。まだ英語でしゃべってくれるほうがわかるかも。

 少ししゃべって地元民ではないとわかったのか、おーイカは下のワンドがよく釣れるとわかる言葉で話してくれ。向こうの地磯は板の橋渡ったり危ないから、この下でやったらいいと言う。

地磯への降りかたを教えてくれ、また他の地元の釣り人も、下の地磯は釣れると教えてくれる。

話しかけてくれて、親切に地磯の行き方を教えてくれる。

いろんなところに釣りにいったけど、こんなに話しかけてくれることはないですね。地域がら親切な人が多い地域なんだなきっと。

地元のオススメ地磯や少し危ない磯などでやってみたけど当たりなし。

前日の大雨と急な冷え込みでアオリが離れてしまったのだろうか。

風も強いので釣りは夕方に終了して、明日の朝にかけよう。今日は早く寝ることに。

翌日、いろいろ行きました。当たりもないまま堤防に行くと今朝2杯上がったと聞いたのですが、エギンガーで満員。20人はいましたが、その中で夕方に釣れたのは一杯だけ。こんなにたくさんのエギンガーを見たのは初めて。大会でもやってるんかという感じ。

翌朝、その堤防でヒット。ドキドキしながら上げてくるとモンゴウ。は~。ドキドキして損した。

昼前から風が強くなり、エキングは辛い状況に。地元のにいさんにヤリイカ釣れるとこない?と聞くと数日前に90杯、50杯と釣れたと言うが昨日は2杯だったらしく、アオリは限りなく釣れそうにないのでヤリイカを少し釣って帰ることに。釣具屋で情報を聞き、ササミを買う。もうヤリイカも終わりでムラがあるらしい。まーこの際3杯でいいわ。

・・・・・・釣れない。

ヤリイカも。仕掛けが切れてなくなり強制終了。

メバルも相手してくれない。翌朝にアオリをして帰ろうと思ったら、土曜日でどこもいっぱいで入る場所がないなんて。地磯はウネリで少し危険な状態ですが満員。若い子はライフジャケットもなしに磯に行きます。もし事故になれば、命を失うばかりか、バカがライフジャケットもなしに釣りしてと罵られるのでしょう。その場所での釣りも禁止になるかもしれません。

めったに地磯には行きませんが地磯で感じたのはゴミを捨てて行く人が多いようです。誰も見ていないからでしょうが、若い子ならいざ知らづ。いい歳して。釣り人はゴミするからと言われるのが嫌なのでアオリは釣れませんが、代わりにゴミを持って帰ります。そんなことをするようになったのも歳のせいかな。自分も完全に中年のおっさんになっちゃいました。マナーのないおっさんは恰好悪いし、痛いもんな。

出雲では結局4日もいて、モンゴウしか釣れませんでした。

島根は本当にいいとこで、人もいい人が多かった。こんな場所に住んでみたいもんだ。

でも釣り人多すぎです。釣りする場所がありません。島根の人は釣り好きな人が多いんかな。伊豆に住んでいたけど、ここまで多くなかったけどな~。

アオリなんですが沖磯では釣れていましたが、地磯や波止ではまだ少ないようで、一晩中投げ続けた人の中で1人だけ釣れるという厳しさ。

でも数日中には本格的なシーズンインするだろうし、但馬や舞鶴も2週間後ぐらいにはシーズンに入るでしょう。

出雲に別れを告げ、帰る道すがら地磯で釣りをするために駐車している車がたくさん停まっていました。

磯にたくさんの人が見えます。道の上から、磯を眺める人も数人います。どこもいっぱいで釣りをする場所が見つからないのです。

そんな人の中にヤリイカ情報を教えてくれたお兄さんの姿もありました。行き場所を見失った釣り難民がたくさんあふれています。

このお兄さんは現地で3回見ました。毎日というより、昼と夜と朝、いつでもどこかで釣りをしていました。うらやましい。

自分もこんな場所に生まれて、育ちたかった・・・・

米子まで高速に乗り、そこからは下道で兵庫県まで走りましたが、信号が少なく、2時間ほどで但馬の竹野まで帰ってきました。

竹野にはいい温泉がありますよ。

竹野海水浴場の目の前、堤防から歩いて5分。釣りに行った時にはいつも利用します。

客がいつ行っても少なく、このままでは円山川温泉のように閉鎖しかねないと心配になってきたので紹介します。

なかなか風呂からの眺めもいいし、いい湯です。サウナもありますので近くに寄った時には行ってみてください。

おすすめです。

夕方、メバルを狙いに近くの波止へ。日が傾きだすとメバルがパシャと単発ですがライズして、15cmのかわいいサイズのメバルを4匹バタバタとヒット。

海藻の近くでヒットするとメバルの引きが倍増する気がします。小さいのに本当にメバルはよく引きます。

キビレよりヒットしてからは面白いです。

潮が緩くなるとバッタリとメバルのヒットがなくなりますが今度はアジに代わります。

25cmのアジ

さすがにこれぐらいのアジになると面白い。アジングだけはやる気になりませんでしたが、こんなアジなら狙う価値ありますね。

アジも4匹釣れ、こりゃたまらん。釣りって、こうでなくっちゃ。

暗くなって潮が完全に止まったので終了。

出雲で4日釣りをして紋甲イカ1杯。

但馬で半日釣りをしてメバル4匹、アジ4匹。

やっぱり勝手知ったるいつもの場所。但馬は釣り人が少ない(エギングの時期を除いて)ので、のんびりと自分の好きなように釣りができます。

但馬もアオリが釣れ出すと、そこそこ人は増えますが、どこにも入る場所がないということはありませんから、まだましのほうだったなんて出雲に行って初めて気づきました。イカも多いのでしょうが、あれではね。

釣り人は遠くに行くとパラダイスがあると思ってしまいますが、慣れた場所でやるほうが結果いい場合が多いです。

能登に秋イカを狙いに行った時、僕は能登まで行けば爆釣ちゃうんのと思って行きましたが、現地の人に言われました。舞鶴ってすごい釣れるらしいですねと言われ、ガクッときました。

お互いにとって遠い場所は釣れる場所という妄想は共通なんだ。でも未だにそういう夢を見てしまいます。

とはいえ、釣れはしませんでしたが、精一杯頑張りましたし、面白かったです。知らない場所での釣りは悩みますし、うまくいきません。

もがいて、もがいて考える。それが釣りだと思うんです。船に乗れば簡単に釣れちゃいますけど、どこで、いつ釣るかというのが一番難しいところで、それをやってはじめて自分で釣ったと胸を張れる気がします。

船もいいですけど。プロが釣れる場所に連れて行ってくれるんですから。

たまにうっぷんを晴らすのにはいいけれど。船の釣果を自慢する気にはなりません。ショアでの釣果なら自慢しますけどね。

釣れないのも釣り。いや、ほとんど釣れないのが釣り。だから釣れるとうれしい。それがショアの釣りですね

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